岡野研概略

当研究室では、「中枢神経系の発生と再生」についての研究を主に行っております。神経系を構成するニューロンとグリアは、神経幹細胞と呼ばれる共通の細胞から生まれます。このしくみを研究することによって、脳の発生の基本メカニズムを明らかにするとともに、神経系の疾患や損傷の新しい治療法の開発に役立てることを目指しています。また最近では、骨髄や多くの臓器の幹細胞の分離と基本性質の解明に関する研究もexcitingになってきております。

神経幹細胞の分化
当研究室には、さまざまな出身大学、出身学部の方々が参画しており、学際性豊かな構成メンバーとなっています。このヘテロなバックグランドの研究者の切磋琢磨により、ブレイクスルーとなる新しい研究成果が次々と生まれていくenthusiasticな研究環境を作っております。

また、慶應義塾大学医学部生理学教室は、同整形外科学教室及び独立行政法人国立病院機構大阪医療センター臨床研究センターと共同で京都大学 iPS 研究所 (http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/research/stock.html) より iPS 細胞の提供を受け、再生医療の研究を行っています。さらに、他の研究機関(別表をご参照ください)にもiPS細胞、分化誘導細胞、および/または細胞DNA・RNAを提供して共同研究を行っています。

新人の教育には、次世代のリーダーを育てるというポリシーで、非常に力を入れているところが自慢です。「我こそは!」と思う方、当研究室で一緒に研究してみませんか?

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