発生分化グループ

研究概要

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ほ乳類神経幹細胞のモデル系としてのショウジョウバエ
当グループでは、ショウジョウバエpostembryonic neuroblast(pNb)を哺乳類の神経幹細胞のモデル系として捉え、pNbの増殖・分化に関わる新規因子を検索してその哺乳類ホモログを同定・単離することで哺乳類神経幹細胞の増殖分化を制御する機構を解析しようと試みている。

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ショウジョウバエMUSASHI遺伝子の発見と機能解析
A: Musashi遺伝子はもともと、ジョンズホプキンス大学医学部にて、中村、岡野らが構造・機能解析を行った遺伝子である(Nakamura et al., 1994)。同遺伝子は、神経系に強く発現するRNA結合蛋白質をコードしていた。

B: 野生型のショウジョウバエでは、SOPが中間の前駆細胞であるIIa 細胞(非神経系)とIIb細胞(神経系)が各々一つ出現する。ところが、musashi変異体においては、SOPが非対称的に分裂できず、SOPから二つのIIa細胞ができてしまう。その結果、本来神経系のニューロンやグリアなどの細胞を産み出すはずであったIIb細胞由来の非神経系の支持細胞であるhair形成細胞やsocket形成細胞へと形質転換し、いわゆる二刀流型表現型として有名になったdouble bristle phenotypeが出現する。

MUSASHIという名が、この二刀流型表現型に起因しているのは言うまでもない (Nakamura et al., 1994; Okano et al., 2002c)。
 





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